発注企業様 導入事例

取材日:2017年6月5日
1,000店舗達成に向け、
「労働環境の改善」は最重要課題。
システム活用による業務効率化と、
生産性向上が欠かせません。

株式会社鳥貴族

設立 :1986年9月19日 店舗数 :550店舗(2017年6月現在)
代表者 :代表取締役社長 大倉 忠司 事業内容 :「鳥貴族」の営業とカムレードチェーン事業
本社所在地 :大阪府大阪市浪速区立葉1-2-12
企業サイト http://www.torikizoku.co.jp/ >この企業情報とニュースを見る

BtoBプラットフォーム 導入効果

受発注発注業務の簡素化で、店舗スタッフの負担が軽減

受発注取引先は、受注業務や請求書の締め処理の効率化を実現

規格書『BtoBプラットフォーム 規格書』との連動で、確かな食の安心・安全を構築

2014年に東証ジャスダックへ上場を果たし、2015年に東証二部へ、そして2016年には東証一部へと、ここ数年で日本を代表する外食企業へと駆け上っていった株式会社鳥貴族様。その急成長の基盤にあったのは、社員の”鳥貴族愛”と、徹底した”労働環境の改善”による人財の確保でした。
社員が誇りを持てる店づくり、そしてシステム活用は、なぜ重要なのか?同社の大倉忠司社長に、お話を伺いました。

飲食業はヒューマンビジネス。
成功のカギは、社員の「鳥貴族愛」に

― 御社の歴史を簡単に教えていただけますか

鳥貴族は、1985に東大阪市に一号店をオープンしました。全商品均一価格は、その一年後に始めています。当時はお客様になかなか来店してもらえず、倒産もちらつくほどだったんですね。そこで思い切って、「利益云々よりも、お客様に喜んでもらおう」と均一価格に踏み切ったのです。それから業績を立て直し、しばらくは大阪でもローカルを中心に出店していました。転機が訪れたのは創業から18年目、35店舗目のことです。

バブルが弾け、地価がさがったので、弊社のように客単価が低くても、空中階や地下であれば駅前や繁華街に出店できるようになったのです。初めての空中階である道頓堀店の出店を契機に出店戦略を変え、繁華街や大阪のターミナル駅にどんどん出していきました。ローカルで鍛えられていたので、どのお店も成功しました。
そして、2005年に東京へ進出し、現在は550店舗(17年6月末現在)を展開しています。

代表取締役社長 大倉 忠司 様

代表取締役社長 大倉 忠司 様

― 「鳥貴族」の単一業態でずっとやってこられているのは、なぜでしょうか?

やはり飲食業というのはヒューマンビジネスですから、そこで働く社員の気持ちがすごく大事だと思っています。飲食愛、弊社で言えば「鳥貴族愛」を社員にどれだけ伝えられるか、これが非常に大切です。もし弊社が多くの業態をやっていたら、飲食愛は伝えられても、お店に対する想いは落とし込みにくいと思います。

また、鳥貴族ではタレ以外は、各店舗で仕込みから調理まで行っています。串打ちも、一本一本、お店で丁寧に行います。その一番の理由は、お客様に美味しいと喜んでいただきたいからですが、それと同じくらいに、社員にはお店の商品に対して自信や誇りを持って欲しい、という思いがあります。よくないと思っている商品を売らされることほど、不幸せなことはないですよね。「安いから多少品質が悪くてもかまわないだろう」といった考えが少しでもあれば、仕事に誇りは持てませんから。

食の安心・安全も強化。
国産食材へ切り替え、アレルギー情報も公開

店舗内 画像

― 商品へのこだわりといえば、数年前から「国産国消」を掲げていらっしゃいますね

会社が大きくなる中で、やはり日本の企業として自国の一次産業を支援したい、という気持ちが湧き出てきて、14年から使用食材の国産化をスタートしました。当時すでに2〜300店舗あり、食材調達は全国におよんでいたため、「地産地消」ではなく「国産国消」にしたんです。それでもすべて国産に切り替えるのに、三年ほどかかりましたね。「国産国消」に取り組み始めてからは、食の安心・安全に敏感なファミリー層やシニア層のお客様にも好評です。
食の安心・安全では、現在、ホームページでアレルギー情報も公開しています。アレルギーは本当に怖いですからね。場合によっては命にかかわる問題ですから、しっかり対応していかなければいけません。

― 居酒屋業態でアレルギー情報を公開しているのは珍しいと思います。労力もコストもかかる部分ですが、そこまでされるのはなぜでしょう?

正しい会社でありたい、誠実な商売をしたいという部分が大きいですね。鳥貴族の店作りは、たえずお客様の立場に立って考える、ということを基本にやってきました。変にこちらの利益を考えた施策は、やってこなかったつもりです。そうした想いは社員にも伝わり、「鳥貴族愛」につながると思っています。

― 社員の皆さん、鳥貴族が好きで、休日も鳥貴族で食事されていると聞きました

そうみたいですね(笑)。自分の店か、他の鳥貴族なのかはいろいろだと思いますけど。ちなみに、弊社では一年以内の離職率が、業界平均の半分以下の10%台です。しかも年々、下がってきているんですよ。

人財の確保には、労働環境の改善とそのためのシステム導入が必須

― やはり今後の展開を考えると、人財確保は大きなテーマでしょうか?

それは確実にそうです。弊社では、21年7月期に1,000店舗、その後国内で2,000店舗を目標に掲げていますが、この出店と人財確保は、完全にリンクしています。むしろ、今後は人財が確保できるかで、企業格差が出ると思っています。

弊社では「鳥貴族愛」や社員が成長できる環境かを大切にしていますが、一方、人財確保の面では、労働環境の改善を一番大事にしてきました。今では完全週休二日制が当たり前で、残業も年々減らしています。これがいったん負のスパイラルになると怖いですよね。週休二日が崩れて離職率があがる、人が確保できずさらに環境が悪くなる――。私は人財確保と離職率の低下には、奇策はないと思っています。とにかく労働環境をよくしていく、そうすると自然と人は集まる。これを勝利のサイクルと呼んでいます。

購買業務の改善・時短・コスト削減を図り、
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