受注企業様 導入事例

取材日:2016年9月8日
「小規模飲食店の物流センター」
確立のため、受発注システムで
業務効率化とコスト削減を促進。
さらなるサービス向上を目指す。

株式会社ふじまつ

設立 :1971年8月 代表者 :代表取締役社長 藤松 幸一
本社所在地 :京都府京都市南区上鳥羽大柳町12-2
事業内容 :酒類全般・米穀・冷凍冷蔵食品・雑貨の卸業務・小売・通信販売
企業サイト http://fujimatsu.jp/ >この企業情報とニュースを見る

BtoBプラットフォーム 受発注 導入効果

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データ受注により注文内容が明確化。入力作業もなくなりミスが0に

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電子商品カタログを通じて新しい商品の注文や見積依頼件数が増大

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受注ミスの激減やコスト削減が、顧客サービス向上にも貢献

酒卸業として京都・大阪に拠点を構える株式会社ふじまつ様。近年では、酒類だけでなく、飲食店が必要とする冷凍・冷蔵食品、雑貨など取り扱いアイテムを増加。冷凍、冷蔵、低温、常温の「4温度帯すべての商品に対応する」をスローガンに、さらなる販路拡大を目指し、「BtoBプラットフォーム 受発注」と「BtoBプラットフォーム 受発注ライト(以下「受発注ライト」)」を導入。Web受注による作業の効率化と経費削減を図っています。

BtoBプラットフォーム 受発注
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より迅速に、より安く。サービスの先にある
コスト削減を考えた結果がWeb受注でした。

もともとは、先代の社長である私の父が経営していたお酒の小売店舗が前身です。創業した1971年当時は、お客様は一般のご家庭。いわば、昔ながらの酒屋さんで、お酒のほかに、お米や灯油なども運んでいました。時代が進み、外食産業が発展してきたことをきっかけに、一部業務用も取り扱うように。近所の飲食店にも卸すようになったことで徐々に配達エリアが広がり、取り扱いアイテムも増え、今の形態へと進化していきました。

現在は、本拠地である京都を中心に大阪支店も構え、1日2便(遠方は1便)の配送を行っています。主力の酒類はもちろんのこと、一般食品や、野菜などの一部生鮮食品、さらにはお箸、おしぼり、トイレ用品などの雑品を含め、2万アイテム以上を取り扱っています。

 

弊社の強みは、どんなものでも1つからお届けできること。例えば、おしぼり業者さんからケース買いしておられる飲食店さんに対し、「一袋からバラでお届けしますので、在庫を持たなくてもいいですよ」と言えることです。これが、特に個人飲食店様からご支持いただいている由縁だと思います。

このように、ほとんどのお客様が個人飲食店様である弊社にとって、苦悩の1つとなるのが価格交渉。弊社としてもその期待にはできるだけ応えたいのですが、そのためには、どこかでコスト削減を検討しなければなりません。そこで一番に挙げられる負担が、社員の労働コストです。まず、早朝出勤し、就業後に入っていた留守番電話のメッセージを聞き、受信したFAXをチェックします。これらを、10人がかりで伝票に起こします。この作業に約3時間かかっています。留守番電話でのご注文に至っては、中にはほろ酔いのお客様や、店舗名を言い忘れるお客様などもおられ、まずは言葉の判別、店舗の特定から始めなければいけないことも。しかも、この作業中にも発注はひっきりなしに入ってくるのです。

この早朝から始まる受注作業に費やす時間と人件費を何とかできないか?そう考えたときに浮かんだのが、インフォマートさんの「BtoBプラットフォーム 受発注」でした。Web受注にすることで、少しでも受注作業の効率化とコスト削減が図れるのではないかと、本格運用を検討し始めたのです。

代表取締役社長 藤松 幸一様

代表取締役社長 藤松幸一様

ふじまつ外観 商品配達

自動化された発注伝票でミスゼロに。
商品カタログ代わりにもなる「受発注ライト」。

システムご担当者様

システムご担当者様

棚に並ぶワイン

「BtoBプラットフォーム 受発注」の導入は、2007年に遡ります。あるチェーン店様のご依頼で、仕方なしに導入したのがきっかけです(笑)。正直当時は特に利便性を感じていませんでしたね。弊社の基幹システムには連動していなかったので、出力されたものを基幹システムに入れ直す作業も面倒でした。まさに電話、FAXに加えもう1つ窓口が増えただけ。いわば、パソコンに繋がったプリンターから出てくるFAXみたいなものでした。

しかし、除々に「BtoBプラットフォーム 受発注」を利用されるお客様が増え、必然的に利用依頼が多くなってきたことをきっかけに、弊社の基幹システムのバージョンアップを行い、受注データをそのまま基幹システムにアップロードできるようにしました。管理面での利便性が生まれたこともきっかけとなり「受発注ライト」を導入。飲食店専用サイト「FUJIMATSU WOS(ふじまつ・ウェブ・オーダー・システム)」の運用を開始しました。

感じているメリットは、明確化された受注内容を得られることですね。自分の言葉で商品名を省略されて発注されるお客様もおられ、内容が明確でないことが多々あるのです。例えば、ビールには多彩な銘柄がありますが、いつも特定の銘柄を注文されるお客様は、「いつものビール」と言われます。またサイダーのことを「炭酸」と仰る方もいれば、炭酸といえば「炭酸水」を指すお客様もおられます。熟練スタッフであれば察知できますが、新人スタッフであれば混乱しますよ(笑)。その曖昧な内容を手入力する際に打ち間違いをしてしまい、さらなるミスが発生することもしばしばです。しかし「BtoBプラットフォーム 受発注」であれば、発注内容がそのまま伝票になるので、手入力のミスはゼロです。

また弊社の場合、お客様は個人飲食店様が中心なので、主にご利用いただくのは「受発注ライト(FUJIMATSU WOS)」になります。ネットショップ形式で全取扱商品を閲覧できることからか、今まで電話やFAXでは注文のなかった商品を新たに注文されるお客様が増えました。まさに、システムが商品カタログ代わりになっているようです。

また、総じて見積もり件数も増えました。お酒のイメージが強い弊社が、食品もこれだけ扱っているということをご存じないお客様も多いので「こんな商品もあるのか!」という新たな発見から、見積り依頼にも繋がっていると考えています。

このように、「受発注ライト」の運用が弊社の取り扱いアイテムの多さを知ってもらうきっかっけにもなっているので、コンテンツとしての良さも実感しています。

お客様の積極利用を促し、業務効率化と
コスト削減による顧客サービスを叶えたい。

Fujimatsu.co.ltdの看板 取扱いワイン

目下の課題は、このシステムを利用していただいているお客様が全体の10%にとどまっていることです。多店舗展開しているオーナー様は、「BtoBプラットフォーム 受発注」を活用すれば店舗ごとにリアルタイムで購買管理できるため、データ管理の効率化と利便性に惹かれスムーズに導入してくださいます。個人経営者様でも、スマホが生活の一部になっている方などはすんなり利用してくださいますが、そうでない方はどうしても「電話やFAXのほうが早い!」となってしまうようです。しかしこの導入10%がいつかブレイクスルーすることを期待し、常に利用案内は怠っていません。

例えば、新規のお客様の商談の際には「発注はWebでお願いします」とお伝えしたり、価格交渉の際には「Web発注にしていただけると弊社もコストダウンできるので値下げできます」とディスカウントの条件にしたり。このシステムを活用することがお互いの業務効率化とコスト削減に繋がることをお伝えし、一人でも多くのお客様のご利用を促しています。

また、お客様のご請求書にWeb発注の告知チラシを同封したり、FAXでご案内したり、インフォマートの担当者さんと一緒にお客様先を訪問したりするなど、さまざまな導入促進活動をしています。そのおかげか、利用登録をしてくださるお客様は増えましたので、あとは発注していただけるようもうひと工夫が必要だと感じています。

顧客サービスの実現に受発注システムは
欠かせないツールです。

実際、システムの利用率が50%にアップしたら、社員の労力と人件費は大幅に削減できるでしょう。また、利用率100%になれば、システムからすべて情報発信できますので、これまで印刷していたチラシも不要になり、エコにも貢献できるはずです。

インフォマートさんも、お客様が楽に発注できるような仕組みを考えてくださっているようです。私たちも「画面をもっとシンプルにしたら?」「フォントのサイズを工夫したら?」など積極的にアイデアを出し、一緒に知恵を絞っています。

どうしてそこまで積極的に利用者増に力を注いでいるかというと、「『BtoBプラットフォーム 受発注』には効率化の宝が眠っている!」と考えているからに他なりません。今はまだ利用率10%であろうとも、1%でも利用率が増えればきっと現場は楽になり、お客様に対するミスも減り、ひいてはお客様へのサービス向上に繋がるはずですから。

一箇所の卸業者ですべてが揃う。弊社が目指すのはそんな「小規模飲食店の物流センター」です。この理想像を確立するためにも、業務効率化とコスト削減による顧客サービス=「BtoBプラットフォーム 受発注」の活用は欠かせません。お客様のシステム利用100%を叶えるためにも、インフォマートさんには「買い手」目線で効率化に繋がるシステム改善やサービスをどんどん発信していただくことを期待しています。

データ受注〜電子請求による業務の効率化・
コスト削減を図る仕組みをさらに知りたい方は